Hanaの家3W
3W
3W(サンダブリュー)

Wood     (木材)
Wall     (外壁)
Wellbeing  (幸福)

3W
序章
序章
戦後 焼け野原になった日本のインフラは高度経済成長の波に乗り、世界に再び追いつくために世界中のトレンドを貪欲に取りいれ、効率とコスパを第一に 急速に変貌し、世界の奇跡と言われる程の劇的な再興が遂げられていった。しかし、その栄華の代償として、これまで2000年の歴史を紡いで来た美しい日本の景色や文化は衰退し、今となっては京都のような一部の保護地域のような場所以外に見つけることが難しくなってしまった。
明治時代には欧州の人々から称賛された日本の美しい田園風景、木造建築群が醸成する日本の情感のある、凛とした街並み。電線が空の景色を濁すことはしない。屋根は寄棟に日本瓦。軒は深く、日射遮蔽には簾。外壁は国産杉と土壁で、道を歩けば木と土の香りに包まれる。緑と自然石の生垣が外部と家を優しくつなげ、瓦塀が気高く遮る。。。日本の伝統的な建築を深慮してみると内部の仕上げや間取りには、可変性があり比較的自由かつ個性的な側面がある様に思いますが、景観形成に影響を与える外部に使用する材料に選択肢は少なく、街並みへの配慮という利他的な慣習が基本にあったように思う。
序章
今残念ながら住宅建築は自由と多様性の名のもと、個性が尊重され、街並みへの配慮という利他的な慣習は見る影を失ってしまった様に思う。屋根の形、素材、色。全て個々の趣向で完結し、統一感、情感なき、利己的な街並みが形成されていく。世代が変わり、それが利己的な事にさえ気づかず、無味無秩序な現代の姿が新しい慣習として承継されていく。。。
この抗うことの困難な潮流を虚しく見つめながら、思いを馳せずにはいられない。素晴らしき日本の伝統的街並みが現代文明に少しづつ、健全な過程と検証、十分な時間を経てアップデートすることが出来ていれば、どんな情景になっていたのだろうか。きっとその姿は、物質的豊かさを優先し、地球の循環機能の健全な働きに強い疑念が抱かれるようになった今日の姿に対し、難題解決へのメッセージを示せていたのではないかと。
フェイクからピュアへ
フェイクからピュアへ
(造花から生花へ)

失ってしまった日本の情感のある街並みを、再デザインしたい。
ただ昔に回帰するのでなく、性能もデザインもアップデートされたカタチで。

脱炭素時代に相応しい素材
国産材 活用による森林循環促進。林業活性化。
国産材 活用による森林循環促進。林業活性化。

日本に建てる家を日本の木でつくる。外材を使うと国産材より安いですが、運搬に多くの石油を使い、二酸化炭素を排出して運んできます。日本の木材を有効活用して「植える↓育てる↓収穫する」のサイクルがうまく循環することで、荒廃しつつある日本の林業と森林に新陳代謝を促進することが求められています。
当社ではJAS規格の国産材マークのある木材を使用し、柱材・横架材(一部を除く)に採用。外壁・床材には国産杉材を採用し、地球に馴染む家づくりを行います。

廃棄時に環境に優しい。
廃棄時に環境に優しい。

廃棄時の環境負荷を考えた素材の選択も重要と考えます。
サイディングは廃棄時、揮発性ガス発生の恐れがあり管理型処分場で処分する必要があります。管理型処分場は場所に限りがあり、数十年後には廃棄場所が無くなると言う予測もされています。
そもそも廃棄するのに、エネルギーを使い処分場を作ること自体が、非サスティビナルです。
木材は焼却して元素に還ります。焼却時にCO2が発生しますが、廃材の焼却熱で発電をすることもできます。
木材は廃棄の段階でも持続可能な素材なのです。

二酸化炭素貯蔵。
二酸化炭素貯蔵。

木材を使用した建築物を建てることは、そこに炭素を閉じ込めることになり、つまり、木材を使っている間は大気中の二酸化炭素(CO2)を減らしていることになり、身の回りに木材製品が増えるほど、地球温暖化防止につながります。
木材の活用の幅を広げ、供給を促進することは、低炭素社会の実現、地球環境の保全に貢献していることになります。

外壁に木を使う
国産杉 浮造塗装 2回塗り

従来の塗装2号の上に重ねて2回塗りにする事により、一層耐久性に優れた外壁に

働き巾 135mm
厚さ   15mm
本実
(特注 HANA仕様)

外壁に木を使う
中本造林 公式HP
外壁に木を使う
外壁に木を使う
外壁に木を使う

中本造林との協業で
準耐火建築物の外壁に
高耐久・高デザインの
杉板張を実現。
(外壁45分耐火)
都心の狭小3階建にも
全面板張。

外壁に木を使う
外壁材に国産木材を採用しアトリエ建築家がモダンにデザインした来たる脱炭素時代の新スタンダード。
外壁材に国産木材を採用しアトリエ建築家が
モダンにデザインした
来たる脱炭素時代の新スタンダード。

SDGs時代に相応しい板張り外壁が再び脚光を浴び始め、素材の良さを知るデザイナーや建築家にアクセントとして用いられる様に。
弊社3Wの外壁はなんと全面 国産杉の板張りです。
情緒ある素材感とモダンが行き交うファザード。
内部でも構造材、床材に国産杉材を採用。

これ建売住宅です。

(板張外壁)
ウッドスキンと窯業系サイディングの比較
① メリット・デメリット
ウッドスキン(板張外壁)
ウッドスキン(板張外壁)

メリットフェイクでなくピュア。
生活の中で自然を感じれる。
木の香りによるリラクゼーション効果。
工業製品には出せない本物ならではの風合いの良さがある。
経年変化を愉しめる。
部分張り替えが可能。

デメリット施工に技術が必要。
変色や変形が起こる可能性がある。
割れやささくれなどが出ることがある
雨、雪や紫外線対策が必須。

窯業系サイディング
窯業系サイディング

メリット安価で施工性がよく、色ムラ、品質のムラが少なく、クレームになりにくい。

デメリット意匠が模様(フェイク)で情緒がない。経年変化でなく劣化する。
コーキング材の劣化による防水面での不安。(数年に一度補修が必要)
廃版になり、部分張替が不可能になる場合がある。